キャンサー杯のメタに関して考えていること #ウマ娘

こんにちは。pilkulです。

ウマ娘キャンサー杯(7月チャンピオンズリーグ)においては、ルームマッチ解放ということもあり、早期にメタ推移が早くなってまいりました。

オープンリーグ挑戦中ですが、たとえ評価点B以下であっても同様のメタが固まっているように感じます。

過去のチャンピオンズリーと異なり、9キャラの面子によってレース展開が大きく変わるということで、その点に関し場合分けして考えてみました。

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Tier上位キャラに関して簡単なメモ

 [地固めセイウンスカイ]

"地固め"(およびその発動のための開幕スキル3つ)を搭載することで開幕加速して先頭を取り、終盤に自スキル"アングリング×スキーミング"にてトップスピード加速してそのまま逃げ切るタイプ。課題は、地固めが複数キャラの場合序盤競り合いになることと、自スキルの発動条件が終盤突入時1位であること。


[先行エルコンドルパサー]

"弧線のプロフェッサー" "尻尾上がり"等、中盤加速スキルを多く搭載して逃げ馬のすぐ後ろを取り、自スキル"ブランチャ☆ガナドール"にてトップスピード加速して逃げ馬を追い抜くタイプ。セイウンスカイに対し有利を取れる場合が多いとの評判。課題は自スキルの発動条件が終盤突入時1-2位であること。


[蓋逃げウマ]

敵セイウンスカイ自スキルの「終盤突入時1位」を阻止するため、"地固め""パワ&賢さ振り"をすることでセイウンスカイの前に出るタイプの逃げウマ娘。課題は、スピードパラメータ・終盤スキルを振ることが後回しになってしまうため勝ちきれない場合があること。


・[差し・追込]

"豪脚"等採用の差しウマor追込ウマ。乗り換え上手グラスワンダーが多い。逃げや先行が先手を取れなかった場合、最終直線で混戦になる場合が多く、その場合抜け出す可能性が高くなる。課題は、上記上位メタキャラの自スキル発動を止められないことと、自分の前方ルートの確保。


・[対抗逃げウマ]

"地固め"ならびに"アングリング×スキーミング"継承した逃げウマ。蓋としての役割を持ちつつ逃げ切りを狙う。スマートファルコン、サイレンススズカなど。


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さて、すなわち、キャンサー杯においては [蓋逃げウマ][地固めセイウン][先行エル]という3キャラがいるかいないかということが大きく関わってきます。

そうすると、下記8通りに分けられます。



(1) [蓋逃げウマ][地固めセイウン][先行エル]=いない/いない/いない
→メタキャラゼロレース。この場合、通常タイプウマ娘の勝負。

(2) [蓋逃げウマ][地固めセイウン][先行エル]=いない/いない/いる
→エルのみレース。先行エルが中距離速度スキル等で1-2着を取る確率がかなり高いため、エルの勝率が高い。

(3) [蓋逃げウマ][地固めセイウン][先行エル]=いない/いる/いない
→セイウンのみレース。セイウンの自スキルが終盤発動するため、セイウンの勝率がかなり高い。

(4) [蓋逃げウマ][地固めセイウン][先行エル]=いる/いない/いない
→蓋ウマのみレース。蓋ウマの性能による。[対抗逃げウマ]の場合、勝率が高い。[蓋のみウマ]の場合、パワ賢さ重点で振っていることもあり、終盤息切れしている間に他キャラに抜かれる可能性がある。

(5) [蓋逃げウマ][地固めセイウン][先行エル]=いない/いる/いる
→セイウンvs.エル。エルが中盤終わり際にセイウンの後ろについていれば抜ける確率が高く、エルの勝率が高い。と言われている。

(6) [蓋逃げウマ][地固めセイウン][先行エル]=いる/いない/いる
→蓋vs.エル。(5)と同様にエルの勝率が高い。と言われている。

(7) [蓋逃げウマ][地固めセイウン][先行エル]=いる/いる/いない
→蓋vs.セイウン。序盤は地固め勝負になる。ただし蓋のみウマはスピードに振っていないこともあり、場合によっては終盤勝ちきれない懸念がある。
1位蓋のみウマ・2位セイウンの場合、両者終盤スピードが出ず、その場合、差しor追込の勝率が高くなる。

(8) [蓋逃げウマ][地固めセイウン][先行エル]=いる/いる/いる
→蓋セイウンエルの三つ巴。
以下、終盤開始時の順位によって場合分け。
1位蓋・2位セイウン・3位エルの場合、セイウンもエルも自スキルが出ず、その場合、蓋が逃げ切るか・差しor追込が飛び込んでくるかというレースになることがほとんど。
1位セイウン・2位蓋・3位エルの場合、セイウンの勝率がかなり高い。
1位蓋・2位エル・3位セイウンの場合、エルの勝率がかなり高い。
1位セイウン・2位エル・3位蓋の場合、(蓋が失速することで)セイウンvs.エルになるため、エルの勝率が高い。
(可能性は少ないが)1位エル・2位セイウン・3位蓋の場合、エルの勝率がかなり高い。
(可能性は少ないが)1位エル・2位蓋・3位セイウンの場合、エルの勝率がかなり高い。


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こうやって細分化すると先行エルの安定感が分かりやすいような気がします。
エルにとって唯一厳しいレースというのは、「逃げが2キャラ以上、かつその全員がエルの前にいるまま終盤突入」という場合だけなので、勝率が高いのも頷けます。先行エル採用のトレーナーは、その厳しい場合の2つ目の勝ち筋のために差しウマ採用もしていることが多いですね。
そうなると、「良好な先行エル採用時は、逃げを不採用(逃げ2以上になる可能性を軽減)」というのも戦略として頷けるような気がします。逆に「良好なセイウン採用時は、先行エルを不採用」というのも同様ですね。

なおラウンド1予選でみられるような、ノーマル逃げウマ・ノーマル先行ウマでは単に歯が立たないことが多いというのは厳しいところですね。メタの煮詰まり方がすごいといえます。
こうしてみると、例えばメジロライアンのレッツ・アナボリック! 6位発動狙いなどは、条件は厳しいものの、発動してしまえば上記メタとはあまり関係なしに1位を目指せるということで面白い選択であるような気がします。
上記メタはあくまで勝率の話ですし、決勝は一発勝負ということで恐ろしくもあります。















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