VMagicMirrorを使ってDiscordとか動画とかにVRM3Dアバターを出す
こんにちは。pilkulです。
「VMagicMirror」というソフトがあったので遊んでみました。下がその動画です。素晴らしい。
webカメラがあれば顔のトラッキングも可能らしいですが、この動画ではやっていません。単に、声の大きさだけ読んでリップシンクしてもらっています。
良い点
- かなり軽い
- VRM形式のモデルをすぐ入れられる
- webカメラがなくても、マイク音量から口元の動きに反映してくれる
- webカメラがなくとも、マウス入力・キーボード入力を認識し、自動的にモーションに反映してくれる (ゲームパッドなども可能とのこと)
- 「ゲーム入力モード」にすると、ゲーム時の入力をモデルの動きに反映してくれる(WASDを押すとその場ダッシュ、左クリックで射撃、あとは近接攻撃・ジャンプ・しゃがみなど)
- その他いろいろな機能があるので使い切れない
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以下セットアップ。
・アバターファイル(VRMファイル)を作成。
今回は「VRoid Studio」で簡単に調整。サイトからも読み込めるとのこと。
・「VMagicMirror」をインストール。
https://malaybaku.github.io/VMagicMirror/
・起動して各種設定。
・[背景を透過]は、デスクトップに置きたい時に適用。動画撮る時は通常通り背景色そのままで、OBSでクロマキー切り抜きするのがよい。
・[リップシンク]をon。
・webカメラがあるなら[顔トラッキング]をon。負荷あるかも。
・[タイピング/マウス動作を反映]をon、[打鍵をランダム化して入力を隠す]をon。[右手のマウス動作をFPS対策モードにする]をon。[待機モーションを有効化]をon。
・[フリーカメラモード]・[フリーレイアウトモード]でカメラやキーボード位置を調整。その視点をスロット[1][2][3]に保存しておく。例えば[1]が顔中心、[2]が全身。
・エフェクトはPC性能を見て設定。
・[ゲームパッド入力のキャプチャを有効化]は使う時だけon。
・もし[ゲーム入力モード]を使うは、カメラを全身に切り替えておく。あとキーボードは一時的に消す。
・[動き方メニュー]で設定。WASDで移動、Spaceでジャンプ、左クリックで銃撃ち、右クリックでしゃがみなど。[1人称(常に前を向く)]・[3人称(前を押すと奥を向き、後ろを押すと手前を向く)]はお好み。FPSゲームの画面下側にアバターを置いている時は1人称かつ後ろ向きがいいかな。
・その他発展項目はそれぞれいじる。
・設定を保存。特に、[VRMを毎回読み込む]にチェックを入れておく。
・OBS Studioを起動し、VmagicMirrorウインドウを読み込む。クロマキーで背景を抜く。
・あとは、通常通り、動画を撮る時・配信する設定をすればよい。
・なお、OBSの[仮想カメラ]をonにして、discordなど通話ソフトのwebカメラに設定することもできる。ただこの機能は少し負荷が大きい。画面共有でも構わない。
※その他、Unity Video Captureなどを用いることで仮想カメラにできるらしいものの、自環境ではうまく動作せず。
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webカメラを持っておらず、導入もPCの負荷的に厳しそうなので、声だけで表情が動いてくれるところは個人的にかなりうれしい。
スマホのアプリでトラッキングしてもらって、それを送れば負荷は軽減されるのだろうか。
手の完全シンク機能なんかもいつかは試してみたいなあ。
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